協会からのメッセージ(会長挨拶)

お母さんこそ、幸せになっていい
~ 心を抱きしめ、つながる 実感型子育てメソッド「抱っこ法」~

 「子育ては大変」と言われるようになってから、どれだけの年月がた経ったのでしょう。しかし、いまだに、「子育てが楽しい」と言えるお母さんたちの笑顔が増えないのはなぜなのでしょうか?
 お母さんたちは、子どもをお腹に迎えて早いうちから「よいお母さん」になりたいと思い、そして、よいマタニティライフ、よいお産に向かうために頑張ってきたはずです。ところが、子どもを出産した後にやってくる育児で、自分が目標としていた「よいお母さん」になれていないと苦しんでしまいます。わが子を想うがゆえに、もっともっとよいお母さんにならなければと思うお母さんたちに、私たちは伝えたいのです。
 「お母さん、あなたのせいではありませんよ。誰も悪くありません。よいお母さんになろうとしなくて大丈夫… あなたはすでに、この子にとって十分なお母さんなのだから」と。

 私たちは、わが子を心から想う多くのお母さんたちに、心から楽しいと思える子育てを体験してもらいたいと思っています。それは、何かを学ぶとか修行するとかという長い道のりを示すやり方ではなく、すべてのお母さんの手の中にすでにあるもの、あるのに気づいていないものを思い出してもらうことです。わが子の可愛さ、柔らかさ、あたたかさ、ママを想う気持ち…。そして自分の中にある親としての英知。これらを再認識し実感できたお母さんたちが、たちまち輝き出し、自信を取り戻し、わが子を愛おしく抱きしめる場面に、私たちもこれまでたくさん立ち会わせてもらいました。これらの感動に後押しされた私たちは、長い年月をかけて実感型の子育てメソッド「抱っこ法」を構築、進化させてきました。

 親が子どもの本当の気持ちを理解し、体の触れ合いを通したやりとりのコツが体得できると、日常のやりとりの中で心が通じ合ったと実感することができるようになります。そうなれば、誰もが「子育ては楽しい」と思えるようになります。「子育てが大変」なのは、時間がない、自由がない、言うことを聞いてくれない、思うようにならない…、これらが本当の原因ではないのです。

 この「心を抱きしめ、互いにつながった」と実感できるやりとりのコツは、親子間だけでなく、親子を支援する人たちや、さまざまな場面での人間関係の中で活用することができます。また、体に触れることを通して、言葉にならない気持ちをも抱きしめることができるので、赤ちゃんや自己表現にハンディをもつ子どもや成人にも有効です。ですから、あらゆる人たちに向けて「抱っこ法」を発信していきたいと思っています。
 今の子育てが楽しくなれば、次の世代の子育てはもっとラクに楽しくなる、そう信じています。

「お母さんこそ、幸せになっていい」 それが、必ず、子どもたちの幸せになるのです。

日本抱っこ法協会会長
西川みゆき・・

 

日本抱っこ法協会会長・・
西川みゆき・・・・